よく、聞かれます。「ここは、宮崎料理の店!?」

宮崎名物「冷や汁」
宮崎名物「冷や汁」

あの~、ここは宮崎の方がやっているお店ですか?

 

ホールに出ていると、良く聞かれる一言です。

そりゃー、「チキン南蛮」「地鶏の炭火焼」「冷や汁」ときたら・・・。

ゴメンナサイ。

東京・板橋区生まれのハチマキ大将が作っているんです。

実は、ハチマキ大将がちょっぴり?若かりし頃、宮崎料理の専門店で食事をし、

とってもおいしくてその店に入って習得したという経緯が。

その後、宮崎に行ったり、いくつかジャンルの異なるお店を経て、自分の店をオープンしたのですが、

ベースは宮崎の地鶏料理です。

ただし、当店のチキン南蛮のタルタルソースのように、基本は虎視眈々オリジナル。

宮崎料理の枠にとらわれず、自由な発想で料理やメニューを構成しています。

 

ということで、「宮崎料理」というには地元で育って、その味に親しんでいた方や、

宮崎の方に会えるとご来店される方には申し訳ないので、特にうたわないようにしています。

それでも、宮崎の味を思い出して「なつかしい」と言われると、うれしかったり、ほっとしたり。

ちなみに、宮崎の方がご来店されるといろいろお話を伺うことも多く、

冷や汁は全然食べない地域があるとか、

チキン南蛮は家庭料理なので、家ごとの味があり、

タルタルソースにミックスベジタブルが入っていたり、

「地鶏の炭火焼」の店では、メニューは地鶏の炭火焼(もちろん親鶏)だけ、酒は霧島だけの店があるとか。

一つの料理で、いろんな方といろんな話しができるのも、ホール担当の役得だなー、と思う今日この頃です。